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writer:こうどう 2025-02-03(Mon)  
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─神だのみ─
writer:こうどう 2006-08-18(Fri) 雑記 
 交互に訪れる曇天と雨天がうらめしかった先月7月後半、ご多分にもれず、我家自慢の太陽光発電も実力を発揮する機会に恵まれず、ただただ天候の回復を祈るのみでした。

まして今年は、1、2月の記録的な豪雪と日数にして例年の倍もあった真冬日。

そんな訳で、春から秋の天候に大いに期待をかけていた次第です。


 1月末にはこんな事がありました。

昨年お住まいを新築され、初めての冬を迎えられた市内のAさんからのお電話でした。

オール電化住宅で、私共の太陽光発電5kwシステムを装備されています。

Aさんは普段から生活の中で電気を上手に使う知恵をたくさん持っておられます。

曰く「千田さん、大変だぁ。今月電気代を払う事になってしまったの」

受話器の向こうではいつものゆったりした口調ではあるけれど、思わぬ出費に戸惑いながら、不安を隠しきれない様子が伝わってきます。

私は頷きながらも、戦後最高といわれる今回の豪雪と、異常低温による真冬日を理解してほしいけれども、言い訳はできないなぁ、などとあれこれ考えながらお話を伺いました。

私「いくらでした?1月分の電気料金」

Aさん「あのねぇ・・・5,000円くらいなのよ」

返ってきた言葉に私は一瞬、安堵・・・

私「Aさん、厳冬期の今、灯油も、ガスも使わなくて済むオール電化住宅で、一時的に電気料が5,000円にハネ上がったとしても、他から見たら素晴らしいと思いますよ」

Aさんの家は5LDK。

床面積が50坪あります。

暖房には深夜電力利用の蓄熱式暖房システムが5台標準装備されています。

新居に引越されて以来、余剰電力を売るのみで、電気料金など支払った事のなかったAさん。

暖房用の電力消費が増加し、単月で一時的にマイナスに振れ、光熱費の持ち出しになった事に少しばかりショックだったようでした。


 太陽光発電システム自体は、冬場は性能上での効率は決して悪くはありません。

モニターで容易に確認出来ますが、真夏の高温時より、気温の低い真冬期の方が、瞬間発電量は最大を記録しています。

但し、年間を通して1日平均の日射量や、日射角による変動で、季節的には5月頃に最大発電量を記録する事が多いようです。

つい先日、Aさん宅に立ち寄らせて頂きました。

玄関に出て来られたくだんの奥さん、ちょっと待ってときびす返して、ニコニコと再び現れた手元には、電気料金の計算書(メーター検針伝票)をしっかり持って、私の目の前に差し出してくれました。

7月分の 電気使用料金  1,727円(Aさん宅のすべての光熱費)
7月分の 売電料金    11,242円(余剰電力を売った分)

差し引き+9,515円の黒字でした。

去年おじゃました時は、引越されて2ヶ月目(9月)でしたが、2,547円の使用料でしたから、1年余りでさらに賢いくらし上手になっていました。

帰り際、「千田さん、ウチ電気いっぱい使っているよ」と笑いながら私に声をかけてくれました。

私もうれしくなって、後で伝票のコピーを頂く約束をして帰途につきました。

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