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チラシ一考
writer:こうどう 2006-10-11(Wed) 雑記 
 毎朝、新聞の記事に目をやる前に「ああ、今日もこんなにぶ厚く、ポイ捨てなのにもったいない」と、私のみならず多くの人たちが感じている折込広告。


 私も住宅建築業で広告の作り手(供給側)でもあり、日夜あの薄っぺらな紙一枚に、クドクドと能書きを並べたてたい側の立場でもあります。


 三十数年前、東京でサラリーマン生活を始めた頃、特に不動産の広告は、「本当に大丈夫?」と思いたくなる様な、いささか乱暴で、うさん臭い代物も多くあったように思います。

当時と比べたら現在の広告はインパクトもあまり感じないけれども、ずいぶん表現もおとなしく感じられます。

現在では、不動産に関しては厳しい規制があり、チラシはもちろんの事、新聞広告でもかなり厳しい制約があります。


 明日、この様な折込チラシ(配布済みのもの)の審査会が盛岡であります。

私の所属する(社)全日本不動産協会には、東北地区公正取引協議会と言う部会があり、私はそちらを担当させて頂いています。

要は、不動産取引において、安全確実な取引と共に、誇大広告やら誤解を与える様な取引防止の為の組織であり、その一つとして各家庭に配られたチラシの中から、表現の不適切なもの、誇大表現と思われるもの、業者として告知しなければならない(例えば免許番号等)項目のチェックをしています。

毎回残念ながら、全体から見ればほんの一部ですが、2~3社に呼び出しを行なって事情聴取と指導を行なっています。

一度指導を受けた業者は、その後キチンと守ってくれていますから、やりがいのある仕事でもあります。


 自身は今週あたりから、今月末の折り込み広告の版下用原稿づくりに追われそうです。

悲しいかな地方の小さな工務店の我が身、全国区の大手のハウスメーカーがひしめく中、住宅性能も価格もウチが絶対だと思えば思う程、真実の事であっても、表現を強くしたら誇大広告と受け取られかねないとグッと抑えて、やはりあれぐらいが精一杯なのかなぁとなどと思いあぐね、トリレンマに悩まされている私です。


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