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人材派遣会社の取り分30%・・・・・ならば住宅業界の取り分は?
writer:こうどう 2008-01-21(Mon) 雑記
少し前、土曜日のNHKニュース、人材派遣会社というのは派遣先企業から1日当たり15,000円で請負い、本人に渡るのは10,000円程。
そりゃないよ、およそ3割5,000円もピンはねして、と言う印象だったのがゆえんか。
ならば住宅業界、人生最大の高額商品であろう住宅などは、一体いくらくらい儲かるのだろうと、一見、下世話と思いつつも感心を持つ人は、おそらく住宅などには困っていない人が抱く単純な疑問で、実際これから住宅を建てようと意気込んでいる人は、土地やら間取りプランやらとても考える余裕はなく、なんともならないものは知ってもしょうがないと言ったところでしょうが、住宅価格を左右する大切なことですから、住宅会社を選ぶ時は、表示価格をうのみにする前に是非知っておきたいものです。
県内には全国展開する大手ハウスメーカーから、年間2~3棟の完工高の施工会社まで、ざっと600社近くあります。
それ等の工事粗利益は企業の業態によって全く大きく異なります。
大手ハウスメーカーの40%から地場工務店クラスの10%台まで大変な差があるのが実態です。
ならば、粗利益の低い工務店が、すべて安くて質のよい住宅を提供出来ているのかと言うと、残念ながら決してそうとも言いきれません。
大手メーカーも、工務店も、どちらも一長一短があります。
その違いをうまく利用すると、賢い家づくりが少しづつ見えてきます。
なぜでしょうか?価格と品質のコンビネーションについて少し考えてみようと思います。
その原因は第一に、大手ハウスメーカーの販売経費のかかり過ぎにあります。
現場では生産性は非常に高く、逆に営業現場では決して効率が良いとは言えません。
営業マンの契約率も代表的なハウスメーカーで月間0.4棟~0.6棟、大手経済総合研究所の調べでも、住宅総合展示場や、営業マンの経費などの販売経費が、すべて住宅価格に上乗せされ、その金額は実に200万円近くになるという調査結果さえあります。
一方地場の中、小工務店は、一般的に粗利益は低く(残したくても残せないことが多い)、生産性も低く、大手ハウスメーカーに比べたら、訓練や研修といった機会が少なく、勉強不足といった感じが否めず、提案力もいまひとつといったところも感じられます。
そうこう考えてみると、住宅会社選びって難しいですね。
以前、私がサラリーマン時代(35年前)、大手ハウスメーカーで営業したての頃は、家を安く建てる時は、もし、知りあいに工務店大工さんが居れば良いが、そうではない時は大手ハウスメーカーが無難、とは言ったものでした。
ただし当時でもやはり一般の工務店に比べれば価格は格段に高く、品質には自信があっても、友人までも嫌味を言われながら、ただただノルマを達成すべく営業したものでした。
当時、ローン金利は10%台、返済期間は15年、長くて18年で、100万円当たり月額1万円くらいの返済で、借入金額もせいぜい数百万円だったと思います。
ところが、現在では銀行の積極貸出姿勢もあって金利も低く、期間も35年はザラで、金額もかなりの部分まで融資が可能になったため、本当に利用しやすい住宅ローンになりました。
それでも、私は少し危惧しています。
私達が元気で働ける間の生涯賃金は限られています。
この大切なお金は先ず子供たち、そして自分たちの将来の楽しみに使いたい。
少し酷な言い方になりますが、どんなに家にお金をかけようと(お金のたくさんある人は別です)、一年も住んだら何とも思わなくなり、豪華さが日々の実生活にそれ程役立つものとも思えず、その先自分達も年を重ね、揚句20年も経ちますと家族構成も変わってくれば、ローンの返済中でもやはり、クロスの貼り替えやらでリフォームが必要になります。
これから家を建てられる若い人たちには、過度に期待しすぎることなく、小さく、しっかり、暖かく、ローンは最小限に作る事を奨めたいと思っています。
そりゃないよ、およそ3割5,000円もピンはねして、と言う印象だったのがゆえんか。
ならば住宅業界、人生最大の高額商品であろう住宅などは、一体いくらくらい儲かるのだろうと、一見、下世話と思いつつも感心を持つ人は、おそらく住宅などには困っていない人が抱く単純な疑問で、実際これから住宅を建てようと意気込んでいる人は、土地やら間取りプランやらとても考える余裕はなく、なんともならないものは知ってもしょうがないと言ったところでしょうが、住宅価格を左右する大切なことですから、住宅会社を選ぶ時は、表示価格をうのみにする前に是非知っておきたいものです。
県内には全国展開する大手ハウスメーカーから、年間2~3棟の完工高の施工会社まで、ざっと600社近くあります。
それ等の工事粗利益は企業の業態によって全く大きく異なります。
大手ハウスメーカーの40%から地場工務店クラスの10%台まで大変な差があるのが実態です。
ならば、粗利益の低い工務店が、すべて安くて質のよい住宅を提供出来ているのかと言うと、残念ながら決してそうとも言いきれません。
大手メーカーも、工務店も、どちらも一長一短があります。
その違いをうまく利用すると、賢い家づくりが少しづつ見えてきます。
なぜでしょうか?価格と品質のコンビネーションについて少し考えてみようと思います。
その原因は第一に、大手ハウスメーカーの販売経費のかかり過ぎにあります。
現場では生産性は非常に高く、逆に営業現場では決して効率が良いとは言えません。
営業マンの契約率も代表的なハウスメーカーで月間0.4棟~0.6棟、大手経済総合研究所の調べでも、住宅総合展示場や、営業マンの経費などの販売経費が、すべて住宅価格に上乗せされ、その金額は実に200万円近くになるという調査結果さえあります。
一方地場の中、小工務店は、一般的に粗利益は低く(残したくても残せないことが多い)、生産性も低く、大手ハウスメーカーに比べたら、訓練や研修といった機会が少なく、勉強不足といった感じが否めず、提案力もいまひとつといったところも感じられます。
そうこう考えてみると、住宅会社選びって難しいですね。
以前、私がサラリーマン時代(35年前)、大手ハウスメーカーで営業したての頃は、家を安く建てる時は、もし、知りあいに工務店大工さんが居れば良いが、そうではない時は大手ハウスメーカーが無難、とは言ったものでした。
ただし当時でもやはり一般の工務店に比べれば価格は格段に高く、品質には自信があっても、友人までも嫌味を言われながら、ただただノルマを達成すべく営業したものでした。
当時、ローン金利は10%台、返済期間は15年、長くて18年で、100万円当たり月額1万円くらいの返済で、借入金額もせいぜい数百万円だったと思います。
ところが、現在では銀行の積極貸出姿勢もあって金利も低く、期間も35年はザラで、金額もかなりの部分まで融資が可能になったため、本当に利用しやすい住宅ローンになりました。
それでも、私は少し危惧しています。
私達が元気で働ける間の生涯賃金は限られています。
この大切なお金は先ず子供たち、そして自分たちの将来の楽しみに使いたい。
少し酷な言い方になりますが、どんなに家にお金をかけようと(お金のたくさんある人は別です)、一年も住んだら何とも思わなくなり、豪華さが日々の実生活にそれ程役立つものとも思えず、その先自分達も年を重ね、揚句20年も経ちますと家族構成も変わってくれば、ローンの返済中でもやはり、クロスの貼り替えやらでリフォームが必要になります。
これから家を建てられる若い人たちには、過度に期待しすぎることなく、小さく、しっかり、暖かく、ローンは最小限に作る事を奨めたいと思っています。
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