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writer:こうどう 2024-11-24(Sun)  
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日本の底力を信じたい
writer:こうどう 2008-01-10(Thu) 雑記 
 新年明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い致します。


 さて、本年の日本は、予想されたこととは言え、多難な船出となりました。

アメリカに端を発した住宅ローンの信用低下問題の世界経済への波紋、原油の100ドル超えに象徴される資源価格の高騰など、新聞では悲観一色の論調が目立ちました。

その様な中でのお正月、私と言えば昨年と同様、やはり富士山が恋しく、東京・銀座経由、川崎─横浜─葉山─鎌倉─茅ヶ崎─小田原まで足を伸ばし、帰途、浦和駒場スタジアムで遠野高校のサッカー応援のオマケまでついた小旅行が出来ました。


 葉山─小田原     晴天に恵まれた湘南はもう最高です。

葉山海岸では、まぶしく光る海にウインドサーフィンに興ずる若者達。

そして江ノ島、遠く真っ白い雲を戴いた大きな富士山が重なって見えます。

これぞ、まぎれもなく日本の風景といった感じです。

海沿いの急斜面に建つ瀟洒な住宅群。

海岸通りのレストランのパティオや、2階から大きくせり出したサンデッキでは、真っ白く塗られたテーブルを囲んで、若い家族連れが休日を楽しんでいます(おそらくこの地住人ではなかろうと思える)。

もちろんそこにはラーメン店の看板や、ノボリなど無い。

うどんやおソバ、もちろんオデンなど、似つかわしくない街なんですね。

昨夜、スノータイヤの重装備で我が家を出発した私には、もう異国に入った様です。


 横浜─東京     友人宅でお世話になった私は首都高速湾岸線に入り、巨大コンビナートにド肝を抜かれながら、京浜工業地帯を抜けて東京へ入ります。

首都高速を走るなら、深夜以降、出来れば夜明け前が最高です。

オフィスビル、商業施設、近代的なよく整備された工場や高層ビルのあいだをぬって、何本もの高速道路が上へ下へ、右へ左へ、それはもう運転している田舎者の私には大変なゲーム感覚で走らなくてはなりません。

小さい頃マンガで見た未来都市を浮遊している感じになるのです。

今はそんな東京ですが、昔、江戸庶民は1平方キロに5万5千人も住む、世界一の過密都市だったそうです。

それが現在では、すべての面で高度にシステム化された都市機能を持つトウキョウに生まれ変わったのは、資源国でもなく敗戦国だった日本人の知恵と逞しさです。


 帰途、仙台までの道のりを国道4号線を北上した私の目に入ったのは、早くも大きな福袋を手にした若い家族連れで賑わう住宅展示場でした。

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