震災から２０日経ちました。

相変わらず現地から伝えられる状況には僅かながら改善も見られるような感じもしますが、いま時期は卒業式シーズン。

瓦礫の中の泥にまみれた赤いランドセル、私服で臨む卒業式の様子に胸が痛みます。

今回の災害で私自身、反省していることがあります。

皆さんには太陽光発電システムで非常時に簡単に自家発電できるようになってますが、中にはうまく操作できず社員が訪問して自立運転できたお客様がおり、そのようなお客様が他にもいらっしゃるのではないかと思っています。

未だ電力が回復していない大船渡の２名のお客様は震災直後から自立運転できて、昼だけとはいえテレビを見れることが子供さんには自慢だったようです。

また、内陸部のお客様はには、ご時勢で携帯電話に充電が出来たと好評でした。

我が家は食事時、人が多くなったので電気釜を二つ同時に炊飯できました。

（とは言っても、雲に太陽が隠れると片方のパイロットランプが消えてしまう事もあって、ハラハラしましたが）
これが夏場でしたらきっと冷蔵庫や洗濯機を優先したと思います。

いずれ反省すべきはお引渡しの折、他の住宅設備機器の説明同様、通りいっぺんの説明で終わってなかったか反省しております。

その後社員で話し合いパワコン（直流を交流に変換する機器）に停電時の操作手順を記したステッカーをオリジナルで作成し貼りつけることにしました。

[8回]

　この度の震災について被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。

３月２２日深夜、ジャーブネット会員工務店支援のため北上入りしたアキュラホーム３人のスタッフと共に、会員企業さんの訪問に同行させていただきました。

私の車は身軽ですが、後続の車両は会員有志の支援、救援物資で一杯です。

広い岩手の山道をフラフラ私の後を付いてくる東京のドライバーも大変だったことでしょう。


遠野の会員さんのつぎに訪問した釜石のK工務店さん。

海面から３０メートルほどの高さでしたが、地震と津波で相当の被害で、倒壊した家屋、下の集落から２０メートル以上も上の隣の集落のがれき（民家？）の上まで運ばれてきた家（２階部分と思われる）、そんな周辺状況中、津波でメチャメチャになった灯りも点かない事務所を、社長と奥様が黙々と後片付けをしていました。

ご自身も一度は波にのまれて既のところで救助されたそうです。

ここは市街地から７,８キロ離れているからでしょうか、被災から１０日以上もたつのに、たった２回しか援助物資が届いてないとのこと、全くなにもない中での生活だったようです。

発電機、ガソリン、水、他食料、日用雑貨などをお渡しして、本当に喜んで頂けたご様子でした。

私のいとこも津波の被害者でしたが幸い遺体は見つかりお線香をあげてから宮古へ向けて出発することが出来ました。

岩手の長い海岸線の国道４５号線からの惨状はご存知のとおり、あえて述べるまでもなく、長く私たちの記憶の中に忘れる事の出来ない災害になってしまいました。

[5回]

　どちらかと言うと早朝、BSで海外放送を見ることが多いのですが、今朝、日本が今季の捕鯨を中止したことによる日本国内の反応ぶりを、オーストラリアのメディアによってリポートされてました。

先ごろ、オーストラリアはニュージーランドと共に、日本の調査捕鯨に対する妨害船の寄港を許可しないよう要請した日本政府に対し、そっけない態度で要請を聞き入れなかった（ニュージーランドは黙認）ことは記憶に新しいところです。

牛タンよりクジラ時代の私にとっては少し興味のある話題でしたが、中身はと言うと、一般庶民はじめ、鯨料理店やらが怒りをぶつける映像が映し出されていました。

その中で、えッと思ったのが日本には６０００トンもの在庫があるとのこと。

日本人は平均すると年、５０グラムほどしか鯨肉を消費してないそうで、これが本当ならなにも心配いらないわけですね。

数年前に（０８年）、捕鯨について国内のアンケートをとったところ、二つの異なる結果が出たことがありました。

日本リサーチセンター（公海での捕鯨止めるべき、７０，８％）と朝日新聞（調査捕鯨賛成、６４％）で、調査する側の意向や質問の仕方で結果が正反対だったりすると、世論調査なんて私たちがよほどしっかりした目で見ないことには案外あてにならないよね、などと思ってしまいます。

みなさんはいかがですか。


余談ながら例の捕鯨妨害船のピーター・ベスーン船長は解雇になったようです。

[2回]

１月２２日、恒例となった省エネコンテストがみなさんのお陰で、今年もホテルシテイプラザで開催できました。

今までにお引き渡しさせていただいたお客様、過去最多となる２２０名も参加していただきました。

決してお住まいに１００%御満足頂けた方ばかりではなかったかと思いますが、本当に有難うございました。

壇上で皆様への御挨拶にあたり、目の前にいらっしゃる生後２ヶ月の赤ちゃんから、７０歳代の元気なおじいちゃんおばちゃんまで、幅広い年代の方の前にして声の大きさからお話の内容まで少々戸惑いながら、下手なスピーチを４分間だけさせて頂きました。

毎度お粗末で申し訳ありません、

皆さんの家を永くお守りするため、小さな会社でもどんな時代にも生きていける、地域に根ざした強い会社を目指しているのでどうぞこれからも永いお付き合いを宜しくお願いします、

ということをお伝えできればと思った次第です。

今回はジャーブネットの宮沢社長が後をつないでくれたので、なんとか無難にまとまりました、有難うございます。

お料理はいかがでしたでしょうか、青森からお呼びしたイケメンの津軽三味線はいかがでしたか、これから又、皆さんにお会いするのが楽しみです。

 

[5回]

　例年ことながら、どうやら今年は雪が多そうだとか暖冬らしいとか言われていても、私の記憶ではきまってクリスマスの頃、当日もしくはその前後に必ず積雪があるから不思議です。

子供たちにとってはたまらなく嬉しいでしょうね。

私も小さい頃は初雪が降りはじめると頭が濡れようが、服が濡れようがおそくまで外ではしゃいでいてお袋に叱られたものでした。


　さて今年は北上地方も初雪＝根雪になりそうで、あと数日で今年も終わりです。

年末に反省は付き物ですが（特に私の場合）、本当にありがとうございました。

私のブログもまったく気まぐれで、前回は仙山線の紅葉のお話だったのに、今回はでいきなり寒波の話題で、ずいぶん乱暴で恐縮です。

似たり寄ったりの他の社員のブログも見受けられますが、どうぞご安心ください。仕事はしっかりやってもらってます。

住宅業界も岩手県内についてみると、今年10月頃までは北上、花巻、奥州市の３市だけは住宅着工戸数が対前年比で下回っておりましたが、どうやら私の感触では、秋口よりイベント等の来場者数などからみると若干上向いてきておりますので、来年はしっかりやればやっただけ結果の出せる年だと社員一同決意を新たにしておりますので宜しくお願いいたします。

[4回]