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writer:こうどう 2025-02-03(Mon)  
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無題
writer:こうどう 2007-03-09(Fri) 雑記 
 いささか旧聞に属する話で恐縮ですが、ご存知の方も多いかも知れませんが、先日“頭のよい子が育つ家”(日経BP社版)の著者である渡邊朗子先生のお話を伺う機会がありました。

昨年の8月に出版されて、たちまち話題になった本ですが、まだまだどの書店でも在庫僅少で、売れに売れて笑いがとまらないと言った感じの本です。


 氏自身はれっきとした、現役で住宅設計をなさったり、豊富な海外での経験もあり、現在は主に慶応大学大学院で教鞭を執っておられます。


 先生は有名難関中学に合格した約200ケースについて、どの様な住まいの環境(間取り)で勉強して来たのかと言う事を調べあげたのが本の内容になっています。


 ここでは先ず、出来る子供ほど子供部屋ではあまり勉強していないという事。

子供にとってベストポジションは、よくありがちな2階の南東の明るくて静かな部屋ではなく、いつも人の気配の感じられる所。

例えばキッチンに立つお母さんが見える、あるいは傍らに弟あるいは妹がゲームをしていたり、又ほど近いところに新聞を読む御父さんといった様な、つまり、あまり整然とは言えないようなリビングだったりする訳です。


 私も思いあたるプランをお客様からお預かりする事が何度かありまして、あのプランこそ家族構成や生活スタイルからごく自然に出来たプランで、反対にいかにも合理的と思われるムダの無い完成度の高いプランを提案して差し上げようと思っても、実は押し付けであったりするのかと思いあぐねてしまったりします。


 顧みて、2DKの狭いアパートに暮らす娘夫婦は、小1になった坊主のために、唯一の団欒の場である6帖へ、どこで見つけてきたのかほんとうに小さな小さな机を、チョコンと置かせてもらって、嬉々としている孫を不憫と思っていた私は、先生の話を伺いながら、なるほど、そう言うことかと思ってホッとしたりしています。

それでも、その後も私は孫が机に向かっているのは、ついぞ見たことはありません。

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