今回は普段からお付き合いのある工務店仲間が小松市に集う機会がありまして、思いがけず心温まるプレゼントを頂いたお話をします。

厚み１０センチもあろうかと思うズッシリとしたヒノキのプレートに、頑張ろう日本、そして下段には千田工務店の社名もも彫りこまれています。

製作者である山里建設、山里社長は沖縄県出身者で、以前は私と同じく自動車会社の勤務から建設会社を興した人ですが、とても情熱的な人です。

自社の棟梁が大切にしまっておいた檜材から、最初は心をこめてご自分で手彫りで挑戦したそうですが、うまくいかず、機械彫りだけどと言ってすまなさそうに渡してくれました。

裏面には有志７社の、寄せ書きまで入って、みんなに背中を押されている気分です。

山里社長や九州の小谷社長は今回の震災直後、東北３県の工務店仲間のために率先して発電機や燃料をかき集めて、ジャーブネット事務局に託してくれたメンバーです。

以前に私が被災地を廻ったのはこれらの支援物資を届けるためでした。

今でもいく先々で、私が岩手出身だと知るや必ずといっていいほど同情と励ましの言葉を頂戴し恐縮してしまいます。

会社ではやっとお施主様の点検訪問も一段落しましたが、釜石や東松島の仲間が一日も早く元の元気な工務店の仕事が出来るよう祈ってます。

皆さん有難うございました。

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